Sd.Kfz.7/1 2cm四連装対空砲 8t ハーフトラク塗装編(3)

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仕上げ塗装が進んでいる最中ですが、ここで今回の仕上げ塗装について少し説明を加えます。
※たいした内容ではないので飛ばして次の写真に行って結構ですよ。・・・(謝・汗)

私が出戻ってからジャーマングレーの塗装は、今回で5台目になります。
毎回、色の調合などを変えてトライしていましたが、仕上げの塗装は色は違えども方法は同じでした。
下地を塗った後に、ペトロールで薄めた油彩のローアンバーを薄く吹きかけ、次はサンド色を吹きかけと、いつもやっていました。今回はその作業を全てしていません。

何故か?と言えば今までの作品は、自分がイメージしているジャーマングレーを上手く表現出来ていないと感じていたからです。

さて、ジャーマングレーとは?皆さんも色々なイメージをお持ちだと思います。
私のイメージは黒に近い色、青みのあるグレー、埃をかぶった明るいサンド系のグレー、錆びにまみれたグレー、そして戦車は艶消し、トラック系は半艶消しのグレー、掲げていけば次から次へとイメージが湧いて来ます。

今までは、その車種のイメージで、どういう色彩のジャーマングレーにするかを決定していました。
そのため、車種のイメージとしては悪く無いのですが、単にジャーマングレーという色だけを見ると満足はしないのです。

それで、今回は一台の車両に私の持つジャーマングレーのイメージを全て表現できないか?と考えました。(欲求不満がおさまるかと・・・安易な発想です・・・情)
部分的に見れば様々な色彩のジャーマングレーが、そして光の当て方で暗く黒に近いグレーや明るいグレーにも見える。

それが今回の仕上げ塗装のテーマとなりました。
そして下地の焦げ茶とジャマングレーはエアーブラシを使用しますが、仕上げ塗装に際しエアーブラシの使用を極力さける事にしました。よりいっそうの変化を求めて・・・(カッコ良すぎ~)

前置きはここまで、さて仕上げ中の車両を確認しましょう。

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上の写真と同じポジションで照明を落とすと「何と言う事でしょう!」すいませんリホーム番組の見過ぎです。・・・(汗)  黒く見えるジャーマングレイ・・・当たり前でした。・・・(落)

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戦闘室床板は泥と錆びにまみれて、上にある対空砲が際立ちます。
元々車両と対空砲は別々の工場で生産されていますし、鉄鋲の付いた軍靴に踏まれ傷ついた床板と上部構造の色を合わせる必要もありませんね。
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対空砲の裏面、防楯は青みのあるグレーとサンドにまみれたグレーが同居します。
装填手足下デッキは木製と金属のどちらだか判断出来なかったので、今回は埃汚れに止めています。(車両により違いがあったようです)
ジャーマングレーの色合いをじっくり楽しむため、シートの色は黒にしました。
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フロントガラスも筆で埃を書き込みましたがタッチが荒いのでエアーブラシでの修正が必要ですね。
ボンネットは青みのあるグレーに見えますが、見る角度を変えるとサンド系のグレーに変わります。

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フロントフェンダーはその形状から光の反射が強く出ます。下地を半艶になるまで磨き、より一層の効果を得ます。
第24装甲師団のマークは中核となる第1騎兵師団を意識してか、馬に乗る兵士の姿がモチーフです。
WWⅡは馬に乗った騎兵が鋼鉄の軍馬に乗り換えた、節目の時期であった事がこのマークを見て良くわかりますね。

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手前にあるのがボーナスパーツ、ジャマングレーを吹き綿棒で磨いた状態です。車両との色の違いが確認できます。
暗い焦げ茶の上に仕上がり想定色より数段明るい色を吹きかけ、それをまた暗くしたり部分的に明るくしたりを何度も繰り返し自分の好みの色に仕上げていきます。

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フロントガラスを立ててみます。ガラスの汚し方がやはりオーバースケールで気になりますね~。

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リヒターのわがままで製作開始から二週間も経ってしまいました。
ここまで出来上がっても、雨だれの跡が無いとか錆びの表現がまだまだとかドライパステルを使えだとか言いたい事を言っています。
まあ我がハンスシーバー戦車工場の月間生産台数はたったの1台ですから、もう少し好きな様にやらせておきましょう。

今回はここまでです。次回をおたのしみに~!

これまでの完成品ギャラリーはこちらです。

Hans=Sheaver Collection

comment

Secre

うっとりデス(*^。^*)

ハンスさんのブログに来させていただくと、
本当にテクニックの凄さに、うっとりしてしまいます(*^。^*)
ジャーマングレー一つとってもココまで拘っているなんて・・・
凄いとしかいえません!
私は最近までエアーブラシは使っていなかったので、
基本塗装はタミヤのスプレー缶で済ませ、
ウォッシングやドライブラシで、色の調整をしていました。
私もエアーブラシを覚えたので、
これからもう少し、色に工夫をつけられたらと思います。
本当にハンスさんのブログは、私のバイブル的存在です。
8tハーフトラックの完成を、ココロから楽しみにしています。
では、これからもよろしくお願いいたします(#^.^#)

エアーブラシの利点

こんにちはかおりさん。いつもコメント有り難うございます。
今回の内容はエアーブラシを使用しだした、かおりさんにちょうど良かったこもしれませんね。
缶スプレーではそのものズバリの色(?)ですからウオッシングすれば暗くなり過ぎ、ドライブラシで明るくさせるしか方法がありませんよね。
これからは迷彩色を明るめに吹きかけられますから、一気に完成品のレベルが上がると思いますよ。
私はタミヤのスプレーワクスを使用した事が無いので良く判らないのですが。気圧の調節とかできるのですか?

わたしもウットリです

いろいろな背景を考え抜いて、塗り込まれた作品は
その存在からオ-ラが放たれていますね。
もう、完成時のすばらしさが約束されたような途中経過で
うっとりしてしまいますv-10

宮崎さんまで~!

もうここまでジャーマングレーに悪戯すると、雨垂れの跡も全然目立ちません。・・・(汗)
リヒターもこの上、更に汚くするのを躊躇しています。
私も宮崎さんのブログを見て、爪楊枝チッピングの真似をして(ダークアイアンで)弾薬箱と銃身ケースに試したのですが、な~んだか上手く行きません。やっぱり油彩での錆び流れ風表現に向いているみたいですね。(まあ私の腕のせいと言う事もありませけど・・・)
この車両は今日、写真を撮ったのですが、白バックだと全然色が変わってしまうし、どこに手を入れたのか良く判らないしで、更新を中止しちゃいました。・・・(落)
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Author:Hans=Sheaver
1/35戦車のプラモデルを製作してます。
12インチフィギュア用のカスタムヘッドも製作してます。

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