リヒターの挑戦!塗装剥がれ(2)

今回もリヒターの挑戦続編です。

修正テープが各種プラモデル用塗料にどう対応出来るのか実験してみました。
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試しに各種溶剤を修正テープに筆で塗ってみます。
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左端からハンブロールのエナメル、ガイアのツールウォシュを筆で塗ると修正テープは完全に溶けて行きます。
右側、ガイアとGSIのエアーブラシ用溶剤とタミヤのアクリルは全く修正テープを侵さない事が判明しました。

リヒターこっこれは使えるぞ~~~!(ハンス工場長の叫び声)
「そうだね工場長、溶かす溶剤と溶かさない溶剤の両方があれば間違いなく使えるねッ!」
意外にクールなリヒターの反応、もしかして彼には初めから判っていた事なのだろうか。
もしそうならリヒターは天才かも?・・・な~んてね。

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修正テープの上にファレホの塗料を筆塗りし剥がしてみました。
下地のプライマー色は薄く吹いただけなのでプラの地が出ています。
下地をきっちり塗装していれば何も問題ないと思います。

これで修正テープの弱点(幅5mm)が何の問題も無い事になる。
そして私が気にしていた塗装剥がれを再現しない部分、キット表面との段差(テープの厚み)を
簡単に溶かして解決してくれる。
何だか私も本番で試して見たくなりました。

そんな実験をしながらもリヒターはコツコツとラングの製作をしていました。
リヒターは初心者なので市販のエッチングパーツ等は一切使用するなと言ってあります。
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OVM用金具もキットのパーツを薄削りしながら頑張っていました。

とっそこでリヒターが「工場長これってへんじゃない」と言うので見てみるとそれはクリーニングロッドでした。
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これは一体成形だからロッドも金具もくっついているんだよ、プラモデルでは当たり前の事さハッハッハ~ッと一笑。

「いや工場長これはまずいよ!」
なっなんでだよ。
クリーニングロッドは砲塔後部の目立つ処に着くし、おいらが調べた金具の形状はこうだよ!」
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んっリヒター何時の間に調べたんだ?
それにそのメモ帳・・・わしは見たことないぞ!
「あ~これかい?これはおいらの極秘メモ帳だよ、今後のために資料としてドンドン書き込んでいるんだ。」

リヒターわしは今までお前の事をばかにしていたがそれは間違いだったかも知れない、お前は素晴らしいエンジニアだ。
今後は彼に工場を任そう。(ハンス工場長はそう決心した)

「じゃあ工場長、明日までにこの金具とロッド作っといてよ~!」
なっなに~~~お前自分で作らないのか~~~!!!・・・(沈黙)

今回はここまでです!  次回をお楽しみに~~~

リヒターの挑戦!塗装剥がれ(1)

今回はリヒターが先日購入した、修正テープと曲面追従金属シートを使用し塗装の剥がれ再現に挑戦していますのでご報告致します。

ホビー誌などでよく塗装の剥がれた表現を見受けますが難易度が高いので一般のモデラーにはチョット真似が出来ませんかね?
今回、リヒターが行う実験は初心者が簡単に出来る方法とお考え下さい。

まず彼が拘ったのは筆やスポンジで行うチッピングは迷彩塗装などが終了した後に行う事です。
実際には塗装面の下地が露出するのですから見た目はOKでも気分的には違和感があったようです。
そこでリヒターは考えました、全ての部分は無理でも特に塗装が割れて剥がれた様に見えるフェンダーのエッジ部分などを何とか旨く処理出来ないものかと・・・

まず修正テープを使用した実験です。
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二十年前ぐらいに製作を中断し下地塗装の終了したタミヤのキットを使用し修正テープを貼ってみる。
プラスチックの地肌では剥がれやすい修正テープも塗装面なら良く食いつく事が判りました。

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ケガキ針や爪楊枝で細かなキズを入れてみました下地が簡単に露出します。
下地をメタル色、プライマー色、車種によりダークイエロー、ジャーマングレー、などの塗料で適当に塗れば剥がす場所により金属の地肌や下地色が出て面白いのでは・・・
修正テープが塗料に耐えられるのであれば、迷彩後に実車と同じ様な塗装の剥がれを表現出来るのでは無いでしょうか。
ただし修正テープの幅は僅か5mmですから広い面積には不向きだと思います。

次は曲面追従金属シートを使用した実験です。
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適当な大きさに切りプラの地肌に貼ってみる。
フェンダーの小さなリベットでさえ浮き出し見事に曲面追従している事が判ります。
こちらは粘着シートなのでカッターナイフやワイヤーブラシ、ケガキ針で加工します。
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ちょっと反射して見づらいですね、剥がれやめくれも僅か数分でこのような表現が初心者リヒターにも出来る事が判明しました。

以上、リヒターの実験現場よりハンスがお伝え致しました。
今回はここまでです次回をお楽しみに~~~


ドラゴン ラングL/70(V)製作記・7

工場の生産ラインをリヒターに占拠された私は他工場の応援(出稼ぎ?!)のためしばらく留守にしていた。

久し振りに工場に戻り、リヒターのラング製作状況を覗いてみた。

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ラングをじっと見つめるリヒターの傍らにケガキ針とヒートペンが・・・(?)
何だか良く判らないのでリヒターに声を掛ける。
どうだリヒターラングの製作少しは捗っているのか、殆ど進んでいないようだな?。
「あ~ッ工場長か~お帰りなさい、大丈夫ラングの製作は順調に進んでいますよ良く見て下さい。」

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いつも言ってることだがリヒター何処が進んでるのよ・・・(謎)
「やっぱり工場長には見えないのか~俺のやている細かな作業が・・・(落)」

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「これならどうだい工場長!・・・まだわかんない?」
まっまあ~・・・前とちょっと変わったような~・・・(???)
リヒター何をしたのかちゃんと説明しなさい。

[ リヒターの解説 ]
前回施したのは鋼板の凸表現、今回は凹表現を加えました。
表面に付く様々な凹みキズと圧延鋼板独特の窪みを表現します。(本来であればこの作業を先にします)
まずヒートペンで大きな(実際は小さい)キズを付けその後ケガキ針で表面を叩き圧延鋼板の窪みを再現します。力加減を変えながら啄木鳥のようにトントンと何百回も叩きます。

「どう工場長これで判った?皆さんやっている方法と同じだけどね~。」
ほっ本当に皆さんやっているのかよこんな面倒くさい作業を!
「まあやっていても殆ど見えないし写真では良くわからないからね~手を抜く人もいるかも」
そっそれは私の事か~・・・
「なんだ工場長やった事ないのかよ~それならまだまだ叩きが足りないからやってよ!」
仕方ない手伝ってやるか・・・と言うよりこれじゃあ私がリヒターの弟子みたいじゃん。・・・(汗)

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そしてリヒターが今日買って来た物、曲面追従金属艶消しシートと修正テープそれにポスカの白。
(写真には写っていませんがもう一台ラングを買って来ています。)

さてこれらを使用してリヒターは何をしようとしているのか・・・私にはもうワッカリマシェ~ン(何故か外人風)・・・たぶん宮崎師匠の真似・・・サル真似だと思います。・・・(笑)

それでは今回はここまでです次回をお楽しみに~ッ!

ドラゴン ラングL/70(V)製作記・6

前回リヒターが施した鋼鉄の表現についてヒロナリさんからどうやったの?と質問がありました。
実は私もよく判らないのでリヒターに説明してもらいましょう。

鉄板表面の荒れ表現はホビー誌に色々と掲載されていると思います。
勿論、各車両により装甲板の厚みが違いますので、全て同じ方法で施すのは無理があると思います。
薄い鉄板の荒れは1/35ではそれ程目立つ物ではありませんので、塗装前にサーフェイサーを吹きかけてしまえば下地の加工が消えてしまいます。
私の様にサーフェイサーを使用しない人向けの方法とお考え下さい。

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まず粗めの耐水ペーパー(#240)、ケガキ針、ワイヤーブラシなどでキット表面にキズを付けます。
その後、流し込み接着剤を平筆で塗り乾燥前に筆の穂先でトントンとたたきます。

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下地が乾燥したら日本画用岩絵具10番と12番ぐらいをシンナーで薄めたラッカーパテに混ぜそれを全体に塗布します。

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塗布したすぐ後の撮影ですので光っていて状態が良く確認できると思います。

通常この後は塗装となるのですがリヒターは更に拘ります。

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表面加工を施した後に今度は細かなキズを入れ始めました。
彼は一体何を考えているのかもう私にはわかりません・・・(謎・・・汗!!!)

リヒターお前なんでこんな細かな事に一生懸命になっているんだよ。
「工場長もわかってないね~ラングの側面装甲板見てみなよ平らな鉄板の組み合わせでヤークトティーガーみたいに予備のキャタピラさえ付いていないサッパリしてるでしょう。
だからコの字金具や鉄板の表現に拘って少しでも見せ場が増えればと思ってるんだよ。」

でも塗装をしたら実物大では何もわからなくなるのでは・・・もっもしかしたら塗装しないのか~~~ッ!

そんな事より早く完成してもらわないと我が工場の年間生産目標台数に支障が・・・(泣)

さて今回はここまでです次回をお楽しみに~~~!



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1/35戦車のプラモデルを製作してます。
12インチフィギュア用のカスタムヘッドも製作してます。

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