ドラゴン ラングL/70(V)製作記・5

今回もリヒターが作るドラゴン社ラングの続編です。
前回、コの字金具の製作に成功し気を良くしたリヒターがコの字金具の装着に着手さてどうなることやら。・・・

コの字金具は戦闘室前面と側面に15箇所、天板後部に6箇所の計21個を取り付けます。
ピンバイス用0.2mmドリル刃で42箇所穴を開ける事になる。

「ハンス工場長~~~ッ!」ほ~らまたリヒターの叫び声だ。
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「何だよこのドリル刃、鉄のくせにすぐに刃先が折れちゃうよ!」
それはお前の使い方が悪いんじゃないの?もう三本も折ったのか!!!・・・(汗)
厚さのある物に穴を開ける時はピンバイスを垂直に立てて使用しないと駄目だよ。
斜めや横向きで使うとピンバイス本体の重みに負けて極細ドリル刃はすぐに折れるに決まってるだろ~に!
「だ~ってこの戦闘室箱組になっていて水平に置いて作業できないもん」
確かにリヒターの言う通りである。
仕方なくハンス工場長は0.2mmドリル刃を買いに工具屋に走るのであった。(でも2本入り¥840は高いよな~・・・落)

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一騒ぎあったがなんとかコの字金具の取り付けが終了しました。
キットの座金部分を残しコの字のモールド部分をカットしケガキ針で慎重にポイントを打ちピンバイスで開口しコの字金具を差し込む。

「工場長どうだい良い出来でしょ?後はスマートキットだし楽勝だよ~。」

リヒターのやつ調子に乗ってるな、初心者は気楽でいいよな~。

「ぎゃ~っなんだよこれ!」またか・・・(疲)
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それは側面装甲板下部のヒケでした。
リヒターこんなのラッカーパテを盛って削ればいいんだよやってごらん。
「んっ分かりましたやってみます。」
案外素直じゃないのリヒター君。

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ギャ~ッ!(工場長の叫び声)リッリヒターお前何やってんだよ、ラッカーパテを盛った処を平らに削るんだよ!
「フッフッフ工場長もまだまだよの~」・・・(いつもと逆のパターンだ)
「宮崎師匠なんか粗めの鉄ヤスリでゴシゴシやってるの知らないのかよ」
そっそれは知っているが・・・お前また師匠の猿真似か!

「工場長まあ慌てずにこれを見てごらんよ」
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なっ何だ良くみえないぞ!
「仕方ないアップで見せるか!究極のリアリズムを」
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こっこれは~!!!???
「ど~だいキットの鋳造表現の防盾と前面装甲板の鋼鉄との違いが工場長に判る?」
ン~ム悔しいがなかなか良いじゃないかリヒター!

まさかリヒターがここまでやるとは・・・もう私の教える事は無いのかもしれない・・・
後からリヒターに聞いたのだがヒロナリさん工場の壮大なジオラマ計画(多分完成すれば世界一の大ジオラマになる)に参加する事が大いに刺激となり。
今は次回作(ジオラマコラボ作品)の為に日夜自分なりに研究しているとの事でした。

私から見れば草野球の好きな少年ピッチャーが大リーグのバッターと対戦するようなものと考えて参加すら危ぶんでいました。
何しろ相手はジオラマの巨人と錆び錆び大魔王(スイマセン)ですからね~でもリヒターはいま伸び盛り何が起こるかそれは誰にもわかりませんね。・・・

それでは次回をお楽しみに~


ドラゴン ラングL/70(V)製作記・4

前回に続きリヒターのラング製作記です。

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リヒターは私の指示通りキャタピラの製作を始めました。
以前は押し出しピン跡をカッターナイフで一枚ずつ成形していましたが何時の頃からかブロック単位で製作し耐水ペーパーで一気に押し出しピン跡を成形しだしました。
この方がキャタピラに段差ができず綺麗に仕上がります。

ここで皆さんにご報告です。
あのリヒターがリヒター~~がですよ~、ナ~ント極小コの字金具の製作に成功しました。

まずはご覧あれ。
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リヒターが製作した真鍮製0.9mm幅のコの字金具製作治具、白のプラ板は私がフンメルのコの字金具製作用に作った物。
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試しに何個か製作しました。出来上がりにバラツキはありますがアール部分もシャープになり良い感じです。後は力加減でどうにでもなりそうです。

量産体制に入りました。
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簡単に何個ものコの字金具が出来上がります。

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なくさないようにラウンドケースに入れ保管、リヒターも出来映えにご満悦でした。

ここですかさずリヒター良くやったな~凄いじゃないか!と声を掛ける。
「なんだ工場長か、ど~せフンメル用に少し分けてくれとか言うんでしょ」
・・・図星・・・(汗)・・・(沈黙)
「いいよ持って行きなよ、車体の歪みを直してくれたお礼だよ~」
そうかリヒターお前は本当にいいやつだな~。・・・戦車製作でリヒターは間違いなく人間(?)的にも成長しているようです。

※以前、工場長がプラ製治具で失敗した原因は、柔らかい0.2mm真鍮線と侮っていたからです。
柔らかいと言っても金属は金属です。
それより柔らかく弾力のあるプラ製治具ではエッジはシャープに出ないのでした。・・・(リヒター談)

さてコの字金具の問題は解決しましたが、今度はハッチの開閉をどうするかですね・・・

それでは今回はここまでです。
次回をお楽しみに~~!

ドラゴン ラングL/70(V)製作記・3

ラングの車体の歪みについては、宮崎戦車工場さんの物も問題は無かったと連絡を受けました。
我が工場の物だけなら良いのですが・・・このような製品のトラブル(歪みや成形不良そして輸送時の破損)がモデラーの製作意欲を消失させる一因にもなりますよね。

まぁ、私の様な古いモデラーは初期の出来の悪いキットと悪戦苦闘していましたのでこれぐらいの事で根を上げたりはしません。

宮崎戦車工場さんから歪みの修正方法をご指導いただきましたので、どうしても取れない僅かな歪みを修整する事ができました。

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アルミの1mm板を車体底面のサイズに切り出し接合部双方を#240の耐水ペーパーで荒らします。
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接着はロックタイトを使用し乾燥するまで重しを乗せます。
宮崎戦車工場さんではカッターナイフの刃(大)を二枚使用し歪みの矯正をしたそうです。・・・(驚)
私は手を切ってしまいそうなのでアルミ板にしました。・・・(不器用なもので・・・情)
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アルミ板の上に黒染めした真鍮の滑り止めシートを貼りそれらしく・・・
一晩おいて様子をみましたが完璧に歪みの矯正が終了しました。・・・(めでたしめでたし)

さて一つ問題は解決しましたがリヒターが指示通りその他のパーツを製作しているのか・・・ですね。
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オ~ォッ!何だか進んでるぞ~!リヒターお前やるじゃないか。・・・(嬉泣)
「いや~っ工場長おいら戦車の製作は面倒なので投げ出すつもりだったんだけど、かおりさんが頑張って~って応援してくれるんでさ~」

かおりさんの応援か~・・・わっ私の指示に従った訳じゃないのね・・・(落)
いずれにせよリヒターが戦車の製作をしているのですから良しとしましょう。(かおりさん有り難うね~)

車体の歪みを取るのに二週間も掛かり製作が遅れている。
他工場では既に製作が終わっているのでは・・・(汗)
このままリヒターのラング製作記を続ける意味があるのかな~なんて考え込むハンスシーバー工場長でありました。

それでは今回はここまでです。
全く内容がナイヨ~なんて駄洒落を言っている暇は無い!・・・(言ってるジャン!)
次回こそは何とかしなければ・・・(焦汗)

お世話になっている宮崎戦車工場さんは戦車模型 AFV funを、かおりさんはPeace Of Mindのブログをリンクしていますのでそちらをご覧下さい。

ドラゴン ラングL/70(V)製作記・2

リヒターが製作するラングはどうなたのか・・・

その前に皆さんにお知らせです。
プーマと四連装8tハーフトラックをHPギャラリーにアップいたしました。
宜しければご覧になって下さい。

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プーマはこちらhttp://hans2008.web.fc2.com/PUMA.html

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四連装8tハーフトラックはこちらhttp://hans2008.web.fc2.com/Sd.Kfz.7_1.html

戦車製作が初めてのリヒターがいきなりドラゴン社の洗礼を受けたのは前回お知らせしたとおりです。
その後の調査でiChamaru工場さんのラングは車体下部のねじれも無く正常だと連絡を受けました。

おもしをし、ねじれが取れてもしばらくするとまたねじれが出るの繰り返しにリヒターもテンションが下がっています。

ここでリヒターの心までねじれてしまっては、益々扱いづらい工員に成長し将来大変な事になると感じた私は、
工場の資金を掻き集めもう一台ラングを購入するため材料屋(ホビーショップ)を訪ねました。

だっだが・・・なっな~んとあれだけ沢山あったラングが一台も無い!・・・(汗・・・唖然)

仕方なく工場に戻りリヒターに、車体のねじれは私が直すからお前は他のパーツを製作しなさいと言ってしまた。
「えっ工場長本当に直してくれるのかい、ヤッター!」・・・(自信はないが仕方ない)

ほれっ見てみろ車体のねじれはこうして直すんだ~。
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「何だよ工場長、おれがやったのと変わらないじゃん。」
フッフッフッお前もまだまだよの~。良く見ろ!片側にアルミプレートを入れおもしも大きいだろ~っ。
「本当だ~確かにでっかい鉄の塊が乗ってる。でもこんなに重い物をど~やって乗せたの工場長?」
我が貧乏工場には100tクレーンなんて気の利いた物はないからの~、重量物の移動はゴジ君に任せとるんじゃよ。

「誰だよそのゴジ君って?」
まあお前は工場の組立ラインには殆どいないから知らなくても当然だな。
ラングの製作でこれからもお世話になるのだからちゃんと挨拶をしなさい。
彼がゴジ君だよ。
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「うひゃ~でかい!こっこんにちはリヒターです宜しくお願いいたします。」・・・(汗)
リヒターのやつゴジ君の迫力に負けとるな!ついでにメカゴジハムも驚いていました。・・・(何のこっちゃ?)

ゴジ君に挨拶を済ませたリヒターは足回りの製作に入りました。

「工場長~~~ハンスさま~~!!!」
またリヒターの叫び声が工場に響くのでありました。・・・(やれやれ)

それでは今回はここまで次回をお楽しみに~!




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Author:Hans=Sheaver
1/35戦車のプラモデルを製作してます。
12インチフィギュア用のカスタムヘッドも製作してます。

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