プーマSd.Kfz.234/2 内部塗装編

ステアリングの可動、そしてバンプストップ取り付け金具周りの加工が終った。・・・(フ~ッ)
さてこの後は、車体内部の塗装だな~などと考えていたら。
またリヒターが現れた。アレ~ッ工場長本当にステアリング可動にしたんだ~それに小さいリベット72本も打ち込んだのかよ~やるじゃ~~ん!(・・・なっなんだか嬉しい!)

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(ブタもおだてりゃ木に登る~!である・・・汗)

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車体下部とシャーシーを接着すると何故か前後に隙間ができる???
車体の前は溶接跡を付けるので0.25mmのプラバンを挟み、後ろはパテで埋めます。

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ステアリングを可動にするため使用したネジの頭が5箇所、内部パーツと干渉するのでその部分カットする。

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キットに付属するガスマスクケース(手前)は長さが足りず太めに見えるので、ストックの物と交換します。

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車体内部はある程度再現されているが、他キットと共用の車体パーツなので余分なケガキ線、ダボやダボ穴が目立ちます。
プーマの資料は全くと言って良い程持っていないので今回はそのまま組み立てました。

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車体側面にある視察クラッペは可動式なのが嬉しいですね。

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エンジン室上面のルーバーは開閉どちらかを選択できます。

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防盾の鋳造表現を、パテに粗めの顔料を加え少し目立つようにしました。

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さていよいよ内部塗装の開始です。いつもの様に黒に近い焦げ茶で下塗りをします。
塗れる物はついでに塗っておきましょ~。

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内部を塗り分けます。白にみえますが操縦室は薄いベージュで塗り、エンジンルームは黒のままでも良いのですが縁起を担ぎハルレッドで塗りました。(この辺が年寄り臭いですね・・・汗)

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いつも思うのですが完成してしまえば見えなくなる内部を一生懸命製作したり塗っても虚しいですよね~!
私の場合パーツ成形や塗装のトレーニングと最近では割り切って考えています。
後、車内上部の塗装が終了すれば、プーマの形が見えてきます。

さて今回はここまでです。
次回はプーマの完成写真をアップしたいと考えていますのでお楽しみに~!

これまでの作品は
             Hans=Sheaver Collection
                                    HPギャラリーをご覧下さい。


プーマのステアリング可動

故郷の娘に何かお土産をと、おもちゃ屋で物色していたら、サイボーグ009の瞬間移動(詳しくは知りません・・・汗)の様にリヒターが現れた!
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工場長~ッ故郷に帰るなら、その前にプーマのステアリングを可動にしていきなよ。

ン~ムッ私も中途半端は嫌いだし、仕上げて行くか。・・・(それが命取り)
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ステアリングロッドのダボ穴は同っじ径に見えますが、ホイール側が1.0mm、車体側が0.8mmなので分かりやすくするためマーカーで印しをつける。
連結部に使用するピンは出来合いのものです。

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連結部分にそれぞれに1.0mm、0.8mm、0.4mmの穴を開けピンを通しゼリー状の瞬間接着剤で固定する。
穴開け部分は、慎重にセンターに開けないと部品がちぎれてしまいますので注意深く作業しましょう。
(穴を開けるとプラの薄皮は0.2mmしかありません)

さてステアリングは可動になったし、後はバンプストップを取り付けるか。・・・(おやっ?)
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車体に取り付けるバンプストップ受け金具の形状が???である。
何十年(?)も前に発売されていたイタレリのキットですらちゃんとL字形の金具がモールドされているのに、新しいドラゴンのキットが何故???首をかしげるしかない。(車種により違いがあるのかは不明)
仕方なく0.25mm厚のプラ材を11.5mm、4mm、2mmで切り出します。
ポンチで抜いた丸板はサスアームと板バネの接合部に隙間ができたので、間に挟みました。

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上の写真はイタレリのキットです、こんな感じで仕上げればOKだな。

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プーマの写真は殆どないのですが、持っている本の中に、ムンスター博物館に展示されている、パックワーゲンの写真が載っていました。
車種は違いますが足回りは同じはずです。
良く見てみるとバンプストップ固定金具はリベットで車体に取り付けられている。・・・(やばい)
推定すると8ヶ所で約72本のリベット打ちが必要になります。

0.5mm以下のリベットなんて私の持っているポンチでは無理。・・・(汗)
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選択支は二つ、ヒートペンでリベットを作り熱を利用し着ける、もう一つは出来合いのパーツを差し込む。
ヒートペンを試したが一個もリベットが作れなかったので、後者を選択しました。

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プラ材は既に車体に接着しているため、正確なリベット打ちを断念、雰囲気重視の製作に甘んじる。
サスアームが邪魔になりピンバイスでの穴開けに難儀しています。・・・(汗・・・皆さんは接着前に作業しましょうね~)
先程、紹介した本に、フランク・シュルツ氏のドラゴン社パックワーゲン製作記が掲載されていましたが、車体下部には一切触れていません。
車体内部や外装にオプションパーツをこれでもか~と言う程使用した例の製作記です。
少しでも車体下部に触れた記事があれば、今私がこんなに苦労しなくて済んだのかも。・・・(愚痴)

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ステアリングの可動状態をチェック、問題は無いようです。
後ろに置いてあるのは十数年前に組んでいたイタレリのキット、古いわりにインテリアパーツもついているし、なんと車輪が回転します。

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さあ~コツコツとリベットを打ち込んで行きますか。

あれッそう言えば私の夏休みはど~なるんだ~?「リヒター~~~ッ!」

リヒターの罠にすっかりはまってしまったハンスシーバー工場長・・・(哀)
さてこの続きは次回をお楽しみに、それではまた~。

休日の後は夏休みかよ~・・・(汗)

工場の休日を利用し部品の買い出しをして工場に戻ってみれば、工員達は夏休みに入り郷里へ帰ってしまっていた。・・・休日の次は夏休み・・・かよ・・・(汗)

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ただ一人、身寄りのないリヒターが製作中のフンメルに腰掛け、他工場から送られてきたプーマの箱を見つめている。・・・何か嫌な予感が・・・(冷汗)

そんなリヒターを無視して、私は製造の遅れているフンメルを何とかしなければ・・・あれ~ッ切り出したパーツが無いぞ!・・・ン~ムいつもの事で、あちこち手を出している内に必ずと言って良いほどパーツを無くす!
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今回は開閉器のハンドルだけだったのでプラ材で何とかごまかしました。(バイソン製作の時はマフラーカバーを紛失し、仕方なくもう一台買いました・・・泣)

フンメル製作は勿論、初めてなので素組で行くつもりです。ただ装甲板に着くコの字金具は何とかしたいと思い色々試しています。
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コの字金具の外寸が1mmですのでグリレHの時の様に1mmの真鍮角棒に巻き付けての製作は無理です。
プラ材で治具を作りその上に0.2mm真鍮線をカットした物を置きます。
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スチール製の定規を押し込みます。
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かしめた真鍮線を取り出し弾力で開いた足をすぼめます。
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装甲板に着けてみるとサイズは良いのですが、角に丸みがありリアルでは有りません。
このサイズになると私の持っている工具では角を出すのは無理。
残念ですが違う方法を考えましょう。・・・(悩)

そうこうしている内に、リヒターが勝手にプーマの箱を開けているではないですか。・・・(慌)
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リヒターお前なにやってんだ~ッ!・・・いや~次に塗る物が無いからさ~何か手持ちぶさたデェ~。
でも工場長、このプーマ欠陥品だよ!・・・どっどこが欠陥なんだよ・・・この車両は8輪全てステアリングが切れるんでしょ?でもこいつは全部前を向いたまま固定だよ、そんなんじゃ塗装する時に絵心が湧かないよ。

お前の絵心なんてどうでもいい、・・・とは言ったものの戦地で前後にしか動けないのは確かに問題だな。
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仕方ないやるか!車体下部に差し込むパーツはダボを切り落とし1.2mmの穴を開け1.4mmのタップでネジ山を切り、長さ4mmのネジで車体に固定すればOKだな。
ホイールロッドの頭のダボは切り落とし丸く綺麗に削り出す。
ここまでは良い、しかし問題はその他のロッドをどう可動にするかだ。・・・(悩)
このところリヒターに振り回され私の疲労はピークに達している。アイデアもなかなか浮かんでこない。

そう言えば工場開業以来まともに休んだ事がない、そうだ私も夏休みにしよう!家族にも久し振りに会いたいしね~。
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リヒターを尻目に早速、カエル(帰る)コールをするハンスシーバー工場長でありました。・・・(ジャンジャン♪
※もといカエル君に「帰るコール」を頼んだハンスシーバー工場長であった。・・・(ジャンジャン♪

今回はここまでです。
さて、この後一人残されたリヒターは工場で何をしでかすのか?続きをお楽しみに~

これまでの完成品は
               Hans=Sheaver Collection

                                  HPギャラリーをご覧下さい。

戦車工場の休日

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何とか先の見えて来たハーフトラック、仲間に写メを送ったら「フィギュアは乗せないのか?」との着信が・・・(汗) 返信をくれたのは、前回グリレH製作の時に「水筒とか飯盒も乗せたら?」と言った人物である。
MM世代の(恵まれた世代の)人達とのギャップを痛感する常日頃であります。・・・(落)
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ヒロナリさん直伝の爪楊枝チッピングを油彩ではなくメタリックのダークアイアンで試してみる。
ウ~ムッ何だか上手くいかない。・・・(汗)
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リヒターも錆び流れを入れたりしていたが、下地が既にチンドン屋(にぎやかと言う意味)でたいして目立ちません。

久し振りに工場が休みになりましたので、ビーズホビーに買い出しに行きました。
購入の目的は、ハーフトラックに乗せるクルーとトライスターのFlak38のアクセサリーセットでしたが、
残念な事に思っているようなフィギュアも無くトライスターは在庫がありません。

そこでヒロナリさんのコメントを思い出しました。「今月のアーマーモデリングの吉岡和哉氏のライフルの塗り方が凄い」・・・チョット立ち読み~「おおっすごい!」これは買って帰ってじっくり読むか~と一時思いました。
でも特集だかが先日、私が完成させたドラゴンの4号Hで肝心のT34キャタピラの装着方法等に触れていないのでパスしちゃいました。

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自宅に帰り在庫の山を見ていたら発売されてすぐに購入したドラゴンの7.5cm Pak40が二つありました。
某家電量販店で何と907円で買いました。・・・(そりゃ~二台買うわなっ!)

このフィギュアをハーフトラックに乗せちゃおう!ドラゴンの箱絵も空軍兵士じゃないから良いだろ~。

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なかなか良いできです。でも1/35のフィギュア製作なんて15年振りだしチョット心配。
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そこで15年ほど前の習作を山奥から引っ張り出して見ました。
右端が現在のドラゴン、隣の二体がバーリンデン、そして三体が旧ドラゴン、一番左はどこかのレジン製。
現行のドラゴンフィギュが小さくなっていることにお気づきだと思います。
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色々な迷彩模様の練習をしていたのが何だか懐かしいな~。
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私が抱える1/35フィギュア製作の問題点は、ただブランクがあるだけではありません。
中央にあるのは1/6のフィギュアヘッド、原型を製作しウレタンキャストで複製したものです。
この大きさの物を数年間塗装していたので、今更1/35の顔を上手く塗れるのかです。・・・(悩)
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この二枚は原型を塗装したものです。シリコンで抜いた後ですから若干色が抜けています。髪の毛は細身の彫刻刀で手直しして色が一部剥がれています。
モデルは○ティーハリー2の○ーストウッドです。
ご覧の様に1/35とはメイキャップの方法が違います。
そして1/35のヘッドはデホルメされ表情を強調しています。新製品のドラゴン社のヘッドも同じ事が言えます。大きさの問題で、骨格を考えるとあり得ないラインや膨らみがあり、口を開けた兵士は漫画の様な口の形をしています。
襟元や上着の裾の修正とともに顔の修正もし出しました。もはや休日とは言えない状況です。・・・(壊)

この続きはあるのかどうか?私にもわかりませんが、お楽しみに~

Sd.Kfz.7/1 2cm四連装対空砲 8t ハーフトラク塗装編(3)

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仕上げ塗装が進んでいる最中ですが、ここで今回の仕上げ塗装について少し説明を加えます。
※たいした内容ではないので飛ばして次の写真に行って結構ですよ。・・・(謝・汗)

私が出戻ってからジャーマングレーの塗装は、今回で5台目になります。
毎回、色の調合などを変えてトライしていましたが、仕上げの塗装は色は違えども方法は同じでした。
下地を塗った後に、ペトロールで薄めた油彩のローアンバーを薄く吹きかけ、次はサンド色を吹きかけと、いつもやっていました。今回はその作業を全てしていません。

何故か?と言えば今までの作品は、自分がイメージしているジャーマングレーを上手く表現出来ていないと感じていたからです。

さて、ジャーマングレーとは?皆さんも色々なイメージをお持ちだと思います。
私のイメージは黒に近い色、青みのあるグレー、埃をかぶった明るいサンド系のグレー、錆びにまみれたグレー、そして戦車は艶消し、トラック系は半艶消しのグレー、掲げていけば次から次へとイメージが湧いて来ます。

今までは、その車種のイメージで、どういう色彩のジャーマングレーにするかを決定していました。
そのため、車種のイメージとしては悪く無いのですが、単にジャーマングレーという色だけを見ると満足はしないのです。

それで、今回は一台の車両に私の持つジャーマングレーのイメージを全て表現できないか?と考えました。(欲求不満がおさまるかと・・・安易な発想です・・・情)
部分的に見れば様々な色彩のジャーマングレーが、そして光の当て方で暗く黒に近いグレーや明るいグレーにも見える。

それが今回の仕上げ塗装のテーマとなりました。
そして下地の焦げ茶とジャマングレーはエアーブラシを使用しますが、仕上げ塗装に際しエアーブラシの使用を極力さける事にしました。よりいっそうの変化を求めて・・・(カッコ良すぎ~)

前置きはここまで、さて仕上げ中の車両を確認しましょう。

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上の写真と同じポジションで照明を落とすと「何と言う事でしょう!」すいませんリホーム番組の見過ぎです。・・・(汗)  黒く見えるジャーマングレイ・・・当たり前でした。・・・(落)

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戦闘室床板は泥と錆びにまみれて、上にある対空砲が際立ちます。
元々車両と対空砲は別々の工場で生産されていますし、鉄鋲の付いた軍靴に踏まれ傷ついた床板と上部構造の色を合わせる必要もありませんね。
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対空砲の裏面、防楯は青みのあるグレーとサンドにまみれたグレーが同居します。
装填手足下デッキは木製と金属のどちらだか判断出来なかったので、今回は埃汚れに止めています。(車両により違いがあったようです)
ジャーマングレーの色合いをじっくり楽しむため、シートの色は黒にしました。
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フロントガラスも筆で埃を書き込みましたがタッチが荒いのでエアーブラシでの修正が必要ですね。
ボンネットは青みのあるグレーに見えますが、見る角度を変えるとサンド系のグレーに変わります。

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フロントフェンダーはその形状から光の反射が強く出ます。下地を半艶になるまで磨き、より一層の効果を得ます。
第24装甲師団のマークは中核となる第1騎兵師団を意識してか、馬に乗る兵士の姿がモチーフです。
WWⅡは馬に乗った騎兵が鋼鉄の軍馬に乗り換えた、節目の時期であった事がこのマークを見て良くわかりますね。

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手前にあるのがボーナスパーツ、ジャマングレーを吹き綿棒で磨いた状態です。車両との色の違いが確認できます。
暗い焦げ茶の上に仕上がり想定色より数段明るい色を吹きかけ、それをまた暗くしたり部分的に明るくしたりを何度も繰り返し自分の好みの色に仕上げていきます。

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フロントガラスを立ててみます。ガラスの汚し方がやはりオーバースケールで気になりますね~。

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リヒターのわがままで製作開始から二週間も経ってしまいました。
ここまで出来上がっても、雨だれの跡が無いとか錆びの表現がまだまだとかドライパステルを使えだとか言いたい事を言っています。
まあ我がハンスシーバー戦車工場の月間生産台数はたったの1台ですから、もう少し好きな様にやらせておきましょう。

今回はここまでです。次回をおたのしみに~!

これまでの完成品ギャラリーはこちらです。

Hans=Sheaver Collection

Sd.Kfz.7/1 2cm四連装対空砲 8t ハーフトラク塗装編(2)

今回は少しずつ完成に近づいているSd.Kfz.7/1 2cm四連装対空砲の塗装編(2)です。

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リヒターがシャーシー下部で手間取っていますので、私はタイヤとキャタピラの塗装を開始しました。
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下塗りしたタイヤをパステルの中に入れ軽く振ります。(気が短い私は、チマチマとパステルを筆で塗るのは苦手です)
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取り出した後にブラシで余分に着いたパステルを落とします。この後ベージュ系のパステルの中に入れ同じ作業を繰り返します。
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可動式キャタピラも同様に処理します。
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連結ピン周りは赤色が勝ち過ぎているので歯間ブラシで磨きだし、余分なパステルを落とすとともにピンのヘッドを少し光らせます。

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次は転輪、左が汚し前の下塗り状態、真ん中はダークアイアンを一部にこすり着けた状態、右はアクリルシンナーで溶いたパステルを塗りつけた物です。
転輪とキャタピラの色合いを合わせるため、キャタピラにも同様の作業をします。

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私は気がつかなかったのですが、前回リヒターが考え込んでたのはフェンダー裏の汚しがしていなかったからでした。
ただの芸術家気取りと馬鹿にしてたのですが、チョット見直しました。

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リヒターも気が済んだ様なので、そのスキに一気に足回りパーツを組込みました。

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リヒターに振り回され、すっかりマーキングの事を忘れていました。
車体前後に白帯が入り、ナンバープレートと部隊マークも処理しなければなりません。本来ならもう少し前に作業し汚しをボディーと一緒にかけるのですが、時既に遅し・・・(冷汗)
車幅ポールは塗装中に何度も折ったので、真鍮線に変えました。頭の丸玉はキットの物です。
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白帯とナンバープレートは今更真っ白で塗れませんので、アイボリーを使用しました。
部隊マークはデカールなので真っ白です。・・・(困)
まあ汚しの色合わせはリヒターに任せ、私は装備品の塗装をしよ~っと。

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ンッ!?私が足回りを組立てている間に、リヒターが陰でコソコソ何かやっているなと思ったら、計器盤を塗っていたのか!
どれどれ仕上がりはどんなもんじゃい。・・・近づくとリヒターが「芸術とは離れて見るものだ~ッ」などと言いこれ以上は近づけませんでした。・・・(恐)

気を取り直して装備品の塗装、私の場合は凄く簡単な方法でしています。
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ラッカー系の焦げ茶で全体を塗った後に、アクリル系で木の部分を塗ります。(色はバフや木甲板色を使用)ライフルは金属部分をダークアイアンで塗ります。スコップなどの金属部分はまだ下地色のままです。
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ライフルの仕上げです。木製部分に塗った色が充分乾燥したら、レッドプライマー色をシンナーで薄く溶き(色水の様な薄さ)塗った後、パステルの粉を振り掛けテッシュや綿棒で磨き出します。
全て艶消しの塗料を使用しますが磨いている内にしっとりとした艶が出て来ます。
色の好みは人それぞれです。下地色やパステルの色を変更するだけで好みの色に仕上げる事ができると思います。

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ライフルを装着してみました。
戦時中、銃器は自分や仲間の命を守るための物ですから、兵士は手入れを怠りません。あまり汚す事はお薦めできませんね。

さて今回はここまでです。
後は車体上部の仕上げをすれば完成です。
でも、リヒターがいるからな~簡単には仕上がらないかも・・・(悩)

Sd.Kfz.7/1 2cm四連装対空砲 8t ハーフトラク塗装編

今回は塗装完成までを紹介したかったのですが、作業中の写真が増えてしまったので途中経過の報告です。・・・(謝)

作業が難航している原因はキットのせいではありません。

我が戦車工場の塗装部門責任者、リヒターが塗装ラインから上がって来た車両に何だかんだと手を加えているせいです。
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右端で絵筆を持っているのが、そのリヒターであります。
彼は画家だったのですが、戦争が長引き我が工場へ配属されて来ました。
「車両を早く部隊に渡せ!」と命令しても言うことを聞きません。芸術家は扱いづらいと言うのが本音です。・・・(汗)

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前回、ご紹介したシャーシー上部はご覧の様に、戦闘室床板が乗り何も見えません。・・・(落)
この部分は1/35の車両としては大きな面積で、常に砲兵が動き回るところです。
ボディーの塗装とは違う方法で塗装しましょう。
下地の焦げ茶の上にメタリック:ダークアイアンを全体に塗り、歯ブラシで磨き出します。
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その上にムラに同じ色を塗りますが磨きません。
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更に、その上に錆びや泥に見える色を置きます。
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そしてジャーマングレーをエアーブラシでムラに吹き付けます。この作業の場合、エアーブラシも筆の一本と考え使用します。
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リヒターはこれでも満足していません。と言うより彼にとって、この床は大きなキャンバスの様ですね。
最終的にバランスを見て仕上げの色を油彩などで施しますので、取り敢えずここまでにしておきます。

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エンジンルームの隔壁はジャーマングレーで良いと思いますが、今回はプライマー色にしました。
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エナメルでムラにウオッシングします。全体をウオッシングし拭き取る方法で作業するのが基本のようですが、私の場合、筆のタッチが好きなのでいつもこんな感じです。
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自動車のボンネットの中は開けてみるとビックリする程、汚れています。土汚れを入れておきましょう。

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ボンネットを装着すれば見えなくなるエンジン、今のうちに見ておきましょう。

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ボンネットは側面も含め接着前にある程度、仕上げ塗装を済ませておきます。
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普通に塗装している様にみえますが、逆光にすると細かなキッズが見えます。
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ボンネットのアール部分も銀ドラを掛けたた様に見えますが、これも細かなキズの光です。この時点でボディー部分には一切メタリック塗料を使用していません。
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現在、チッピングを爪楊枝やスポンジでおこなう人が増えていると思います。当ブログとリンクしているヒロナリさんも爪楊枝チッピングの名人です。
私の場合はと言えば、古い人間なのでご覧の様なくたびれた筆でチッピングをしています。・・・(落)
出戻って一年以上が経過し、やっとこのボロボロ筆が手に入りました。・・・(喜)
そんな事で喜んでいて良いのだろうか?新しい技法を紹介しないで、このブログ大丈夫なのか?先行き不安。・・・(汗)

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対空砲や足回りの仕上げが済んでいませんし、リヒターがいるので完成まで、今しばらくお待ち下さい。

それでは、次回をお楽しみに。

これまでの完成品はHPギャラリーをご覧下さい。

        Hans=Sheaver Collection

(続)Sd.Kfz.7/1 2cm四連装対空砲 8t ハーフトラク製作記

全体の組立てがほぼ終了し、さてどこまで組立てて塗装をするか?・・・(悩)
車体下部がむき出しのハーフトラックでは、全て組立ててからの塗装は無理があります。

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いつものように、焦げ茶で下塗りし一部オキサイドレドを吹き付けます。窓を開けて塗装作業が出来ますので今回もガイアカラーを使用しました。
雨交じりの天気、そして湿度が高いのでドライブースで乾燥させます。

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いつも悩むのですが、ラジュエーターファンは何色で塗れば良いのか?(誰か教えて下さい・・・頼)
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エンジンやシャーシー上部など、組み立て終了後に手が出せない部分の塗装を先に済ませます。
ジャーマングレーを塗装後、普段は油彩のローアンバーをペトロールで希釈し吹き付けるのですが、
今回それはおこなわず、アクリルのジャーマングレーを、いつもより薄く溶きムラに吹きかけました。
ジャーマングレーの薄い粒子の皮膜を指先や綿棒で部分的に擦ると一段トーンが落ち、少し艶がでます。油彩をエアーブラシするより見た目は悪くなりますが、リアルさは増すと思います。

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完成後は見えなくなる部分なので、チッピングは行わず軽く汚す程度で良いと思います。

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部品数は少なめですが、精密感があります。ウインチ用のワイヤーロープは付属していませんので、化繊の坪糸で代用、ちょっと太いのですが我慢。・・・(汗)

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まだ、マガジンを取り付けていませんが素組でこのリアルさ、そして組立てやすさ、と喜んでいて見落としていました。
機銃口やフェンダーは薄く削りましょう、また照準器の覗き穴を開口し、小さなレンズを取り付けます。
スットクの透明プラパーツを加工し取り付けたのですが、マスキングせず塗ってしまいました。・・・(汗)

キットの完成度が非常に高く組立てやすいので、作業はすらすら進みます。
ただし後から取り付けた方が位置決めがしやすいパーツもありますので、説明書に従い接着せず仮組を繰り返しての作業をお薦めします。

今回はここまでです。
次回は完成した状態をお見せ出来ればと考えています。
それではまた・・・

Sd.Kfz.7/1 2cm四連装対空砲 8t ハーフトラク製作記

タイトルを見て「オヤッ?!」っと思われた方もいるのでは?

グリレHの後は、フンメルかグリレMかナスホルンの仕上げではとブログを見続けて下さっている方はそう思うでしょうね~。

実はグリレHの仕上げにかなり手こずりましたので、資料など殆ど持っていないハーフトラックに手を出し、少し楽をしようかなっと考えました。
ストレートに組み立てる予定ですので、参考にはならないと思いますが、良くできたキットにも問題点はあるはずです。
その辺をレポート出来ればと考えています。

製作記を始める前に、皆さんにご連絡です。

Ⅳ号HとグリレHをHPギャラリーにアップしましたので、宜しければご覧になって下さい。

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Ⅳ号Hはこちらをご覧下さい。http://hans2008.web.fc2.com/4H.html

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葉っぱの上のコオロギ!?もといグリレHはこちらをご覧下さい。
http://hans2008.web.fc2.com/gh.html

さて、それではSd.Kfz.7/1 2cm四連装対空砲 8t ハーフトラク製作にはいります。

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一日掛けてここまで製作が進みました。
ドラゴンの箱の後ろにあるのは、ご存じタミヤの製品です。驚くのはキットの値段、1800円です。
当時は、それを三割引、消費税無しで購入していましたので「どんだけ~」ってな感じですね。

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パーツの接合に殆どストレスを感じません。難を言えばタイヤとホイールのマッチングでしょうか、プラとポリの微妙な収縮率の違いで隙間や段差が生じます。外側のホイールとタイヤの隙間はゼリー状の瞬間接着剤で埋め、裏側の段差はペーパーで削り修正します。
各パーツの嵌め合わせ部分の一部は非常にタイトなので、接着剤で溶けてしまえば嵌るところも仮組の時点では浮いてしまいます。
転輪とシャフトもキツイので仮組や塗装の度に付けたり外したりしている内にシャフトを折ってしまいそうです。間違いなく嵌りますので、塗装後に装着する事をお薦めします。

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パーツ数は少ないのですがかなり精密な出来だと思います。

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んっこれは何だ?!いきなりで失礼。
私が高校生の時(四十年近く前)に製作した、タミヤのハーフトラックです。
既にポリキャタピラが使用されていますが、モーターライズでした。
25年ほど前に自宅に小さなドロボーが入り、スーパーのレジ袋に飛行機や戦車のプラモデル、ソリッド社のクラッシックカー等を詰めるだけ詰めて逃げようとしたところを捕らえました。
袋を開けてガッカリ!飛行機や88mm砲などは木っ端微塵、このハーフトラックもミニカーも外側のパーツは全て折れていました。
それでも捨てなくて良かったと思います。当時一生懸命製作していた記憶がよみがえり何だか懐かしいです。
当時はハンブロールのエナメルで塗装をしていた事、そして転輪の錆汚れにパステルを既に使用していた事が判ります。
パステルの使用はトニー・グリーンランド氏の著書を見て使い始めたと、自分では思っていましたが、随分前からやってたんですね~。

他の作品も良く見れば、ハゲチョロ、銀ドラ、泥汚し、雨だれ跡、など小学生の頃からやっていたのが判ります。笑ってしまうのは飛行機などの排気管周りに本当の煤を刷り込んでいることです。
私は古い人間なので当時、小・中学校の暖房はだるまストーブでした、その煙突を掃除すると大量の煤が落ちて来ます。それをパンの袋に詰め持ち帰り使用していたのを思い出しました。
また銀ドラも現在のように、タミヤのペイントマーカーが発売されていたわけではないので、銀粉を使用していましたね~。
ア~ッ懐かしい。・・・(ンッ!)・・・そんな思い出に浸ってないで早く模型を作れ!ですか?
わかっています。ハンスシーバー戦車工場、二台目のハーフトラック頑張って作りま~す。
それでは、また次回をお楽しみに~・・・

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Hans=Sheaver

Author:Hans=Sheaver
1/35戦車のプラモデルを製作してます。
12インチフィギュア用のカスタムヘッドも製作してます。

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